北海道上川郡、層雲峡。
およそ3万年前、
大雪山が噴火したことにより溶結凝灰岩が堆積して作られた「柱状節理」という岩で囲まれた峡谷です。
マッチ棒が林立したような岩の形状はたいへん珍しいものとのこと。
ここには日本の滝百選にも選ばれている、
銀河の滝・流星の滝という名瀑が流れています。
その有名な滝(銀河の滝、流星の滝)見に行ってきました。
基本情報
場所
公式サイト
いざ!銀河の滝、流星の滝へ
銀河の滝は落差が104メートル。
私が行ったときは真冬だったので凍りついていました。
この滝は「クレイジージャーニー」でも紹介されたことで有名です。
ビッグマウンテンスキーヤーの佐々木大輔さんが、
アイスクライミングのトレーニング場所として選んだのがこの銀河の滝。
20キロの荷物を抱えて凍てついた滝をザクザクと登っていき、
その後はスキーを使って滝を滑り降りるというトレーニングを行っていました。
流星の滝は、銀河の滝と対になっている女滝。
こちらも凍っていました。
20分ほど歩くと展望台があり、
銀河の滝と流星の滝を同時に見られるそうです。
今回のバスツアーではそこまでは行きませんでした。
ユニークな名前の付いた岩がたくさんありますので、
探してみるとおもしろいです。
冬に行くとこのように滝が凍りついていますし、
足元も雪が深くて少し危なく感じます。
また売店やトイレなども閉まっていて利用できない場合があるので注意してください。
「流れ落ちる見事な滝を見たい!」という方には春夏の観光がおすすめです。
秋には紅葉もきれいに見られるそうです。
ただ雪のない季節は柱状節理が木々に埋もれてしまい、
見づらいこともあるとバスガイドさんがおっしゃっていました。
めったに見られない柱状節理の表情を楽しむには、冬が最適かもしれません。